/
2021/10/29
昭和53年に発売された、古本屋を営む関口さんという人の随筆集。9年くらい前にピースの又吉さんがおすすめしていて、3500円くらいのプレ値でメルカリで購入したような気がします。今は普通にAmazonで定価で買えますね。
自分は文学が読みたかったんだなあと思い知らされる一冊でした。
なんでもない日常なのに面白くて、なんでもない日常が面白いのは文学だからで。
本の理想系。理想の本。自分の文章の書き方に大きく影響するだろうなあと思う。でもこの本の影響なら喜んで受け入れます。
50年くらい前の本なのに爆笑できるんだもんなー。ずっと圧倒的に面白い。面白すぎて困る。意識がどっかいっちゃう。本の完成形だよ。
これはおすすめしたくなる本です。人生で一番面白い本かもしれない。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
世界のシティ・ガイド CITIX60シリーズ アムステルダム 和田侑子
アムステルダムに住むクリエイターやアーティストたちが、アムステルダムの観光名所やレストラン、お店、ナイトスポットなどを現地に住む人ならではの視点で教えてくれる観光ガイド本。
POPEYEの街ガイドの …続きを見る
Tokyo graffiti 2024年10月号 Tokyo graffiti
東京でストリートスナップ
素晴らしい
過去20年間、誌面に登場したひとのビフォーアフターだったり、過去の名物記事だったり、過去のアーカイブ名記事全部盛り! な号
すべて許可を取り直して掲載し …続きを見る
地球の歩き方 ゴールドコースト&ケアンズ グレートバリアリーフ ハミルトン島 2024~2025 地球の歩き方編集室
コロナ禍後にはじめて海外に行きました
地球の歩き方の信者なので本書を持ってケアンズへと
地球の歩き方あるあるなんだけど、タイトルに地名が複数あるとその観光地はそんなに見るものがない、という法則 …続きを見る
waneella ピクセルアート集 追憶の風景 waneella
waneellaさんがクラウドファンディングのリターンに画集を出されていて。
もちろん僕もそのクラウドファンディングを支援していて、リターンで箱入りの素晴らしい画集をいただきました
ただ、解説 …続きを見る
芝生の復讐 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
デビュー作『アメリカの鱒釣り』の後に書かれた短編をまとめた作品。
すっごい面白いですねえ。言葉すべてが詩的。
本というものは異世界への小旅行、他人の人生を体験するものであれば最適な作品です。
…続きを見る