投稿者アーカイブ:dprk

土に贖う

北海道を舞台にした産業の盛衰、人々の来歴を描いた連作短編。淡々とした筆致だが、作者が実によく北海道の産業を調べていることがわかる。北海道の大きな産業といえば炭鉱や漁業、農業などだが、作者がテーマとした …続きを見る

あん

映画化もされているベストセラーだが、つい最近まで内容を知らなかった。レンタル店にDVDが置いてあったのを何度も見たが、どうせ大したことのない邦画だろうと、なめてかかっていたのだ。だが中身を少し調べ、驚 …続きを見る

韃靼疾風録〈上〉〈下〉

司馬遼太郎の作品は小説に限っても多くあるが、そのほとんどが1960年から1980年代の、わずか20数年に書かれている。その最後の小説が『韃靼疾風録』だ。以降、司馬は小説は書かなくなり、随筆か紀行文のみ …続きを見る

熱源

直木賞受賞作ということで読んでみたが、全体的に読みづらい文章だった。ところどころで偏見や差別、時代の荒波といった逆境を乗り越えようとする登場人物の熱のこもった描写も出てくるのだが、文献史料を丹念に調べ …続きを見る

星の子

カルトという言葉は一度も出てこないが、カルト宗教にはまってしまった家族を題材としている。なぜ出てこないかというと、中学生に成長していく主人公・ちひろがそう認識していないからだ。 叔父がちひろの両 …続きを見る

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