日本でも大ヒットして、ドラマ化もされましたね
タイトルだけ見て、泣けるって情報だけ知ってて、アルジャーノンって女の子が死ぬ話なのかなって思ってました
めちゃくちゃおもしろかったです
面白かった本にはなるべくネタバレをしないように感想を書くことを心がけています
特にSFの場合、誰々が何々をして~というだけで読む意欲が削がれてしまうことが多い
なるべく事前情報なしで読んでほしい
ーー以下、ネタバレ少し含みます
マーティン・イーデンしかり、僕はバカが天才になっていく本が好きなんだなと思いました
マーティン・イーデンより先にこっちを読んでいたらこっちのほうが好きになったと思う
最後がだんだん失速していった感がある
昔、松本人志が「ラストがわからないように白紙を入れてほしい」って書いてたの、このアルジャーノンだったかなと思った
確かに、終わるページがわかることでラスト猛烈に冷めている自分がいた
あと松本人志は「手書きの文字だったらよかった」とも書いていた気がする
うーん、それはやりすぎかなあ
で、松本人志がこの本に書いたことってこの2点だけなんですよ
なのに、この2点の事前情報を思い出して冷めている自分がいたのね
だから面白い本であればあるほど中身にはなにも触れない、というスタンスでいきます
この本は最高です。以上
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