/
2021/10/29
部屋の本が好きです。古くは都築響一さんの『TOKYO STYLE』や『賃貸宇宙』から川本史織さんの『女子部屋』まで。部屋の本はだいたい買っちゃう。
それと最近、家を建てたい欲が強くて。ドアノブひとつからこだわった夢の家を建てたい。猫の動画をYouTubeにアップしたりときどき文章を書いたりして暮らしていきたい。
だからこういう「夢の部屋」が詰まった本なんてもう麻薬ですよね。
ポパイという雑誌はもともと都築響一さんイズムの雑誌だから、部屋特集も『TOKYO STYLE』的ですごく読みやすいのがいいですね。写真も対象物もツボを押さえているのでとても楽しいです。完璧。
アドセンス336×280レクタングル(大)
関連記事
Casa BRUTUS特別編集 時代を超えて愛される、デザインの良い車。 Casa BRUTUS
現在でもデザイン的に引けを取らない名車を集めた本
表紙のワーゲンゴルフをはじめ、ルノー 4やフィアット500など、みんなが納得する名車ばかりがラインナップ
旧車とまではいかない80~90年代の車が …続きを見る
ホークライン家の怪物 リチャード・ブローティガン, 藤本和子
ブローティガンが『アメリカの鱒釣り』の13年後に書き上げた小説。
これまで読んできたどのブローティガン作品よりも小説としての色合いが強い。
一般の作家ならこれは普通の小説だけど、ブローティガン …続きを見る
利根の変遷と水郷の人々 鈴木久仁直
利根川は言うまでもなく関東一円、神奈川県以外の関東中から水をあつめ、太平洋に流れる流域面積日本一の河川だ。その利根川について書かれた本だ。内容は大きく分けて2つに分かれる。江戸時代の東遷事業と、近代の …続きを見る
サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之
ひとは生まれながらにして罪を背負っているっていうのは本当のことかもしれないね
人間の誕生から現代に至るまで、人間はどのような生活を送り、どのように発展し、どのように……と、人間にまつわる無数のど …続きを見る
銃・病原菌・鉄 ジャレド・ダイアモンド, 倉骨彰
なぜヨーロッパ人が世界中の地域を支配できて、アジア諸国やアメリカの原住民がヨーロッパを支配するようなことは起きなかったのか、という人類史の疑問を紐解いていく本です。人類学だけでなく、社会学、地形学、言 …続きを見る
日本中世に何が起きたか 都市と宗教と「資本主義」 網野善彦
中世史の学者、というよりも当時の論壇のスター的存在になっていた網野善彦の論考や講演集。いずれも1980年から90年代半ばにかけてのもので、この本は1997年に出たから、ベストセラーになった1978年の …続きを見る