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2018/11/13
日本一日本語が上手くて日本一の哲学者(個人的主観)の糸井重里の本が面白くないわけがないわけで。この世に完璧な本があるとするなら、ひとつの正解がこの糸井重里の「小さいことば」シリーズだと思います。
フォントにしろ、紙質にしろ、写真配置のバランスからオマケの手書きメッセージにいたるまで、この本のすべてに関わっている人が最高の芸術作品を産み出そうとしている結果が最高の形となって届いています。
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