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2019/12/03
これはすごい。魂で描かれた本だ。魂剥き出しの圧倒的なエネルギーで描かれた本。
主人公はちょっとしたボタンのかけ違えで運悪く障害者に認定されて、それから暗闇の16年を生きていきます。
なんだろうなあ。最初のボタンの掛け違いさえなければこんな人生にならなかっただろうし、でも暗闇のなかにいる人生でもときどき芸術やまわりの人に救われる瞬間には心が浄化される気持ちになるし、「人生とは」という話になってしまう。この作品を語れる言葉を持っていない。言葉では語れない。この本の持つエネルギーの純度を落とす行為にしかならない。この作品を読んで、魂をダイレクトに揺さぶられてほしい。
アドセンス336×280レクタングル(大)
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