司馬遼太郎

王城の護衛者

『竜馬がゆく』、『燃えよ剣』などを新聞や週刊誌に連載中の1960年代半ばに、それらと並行して書かれた幕末ものの中編集。 表題作の「王城の護衛者」は京都守護職を命じられた松平容保の命運を、会津松平家の …続きを見る

一夜官女

司馬遼太郎の初期の短編を集めた作品集。1960年に、前年に発表した『梟の城』で直木賞を受賞し、1962年から国民的ベストセラー『竜馬がゆく』『燃えよ剣』などを次々に発表していく、ちょうどその間くらいに …続きを見る

北のまほろば―街道をゆく〈41〉

1996年に亡くなった司馬の、94年の冬と夏の旅をまとめたもので、最晩年のエッセイになる。街道をゆくはこの後、三浦半島記と絶筆となった濃尾参州記のみで、一連のシリーズの中でもかなりの厚みがあり、それだ …続きを見る

韃靼疾風録〈上〉〈下〉

司馬遼太郎の作品は小説に限っても多くあるが、そのほとんどが1960年から1980年代の、わずか20数年に書かれている。その最後の小説が『韃靼疾風録』だ。以降、司馬は小説は書かなくなり、随筆か紀行文のみ …続きを見る

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